Cycle N' Craft

プレスリリース/ニュースリリースでSEO対策をしてみた

Posted on Wed 14 August 2013 ( 2018-08-03 update ) in computing

ネットで広告宣伝をするならば、やはりメディアに取り上げてもらいたいものですね。マスメディアなどにむけて、プレスリリース/ニュースリリースの配信を安価に行ってくれるサービスがあります。いろいろなプロモーション情報やマーケティングに関する資料を集めていく上でとても便利なサービスです。わたしも利用しています。

わたしがこうしたサービスを利用し始めたのは2005年くらいだったと記憶しています。そんなに選択肢がなかったのでニューズ・ツー・ユーのサービスを利用しました。当時はリリースといえば、腕時計みながら時間ジャストのタイミングで記者クラブのポストに投函するイメージがまだあったので、ネットで既定のデータフォーマットにて登録するだけで配信されるサービスというのは非常に驚きでした。

毎日配信することなんかないだろうと考えていたものですが、他社さんの利用方法をみるとメルマガみたいな使い方をしていらっしゃいました。「今週の売れ筋商品ランキング」みたいな形式で発表資料めいた形式にしつつ商品詳細のページに誘導するんですね。え?こんなスパムめいた商売っけ丸出しでいいんですか?と営業担当さんに聞いた覚えがあります。ランキング形式などある程度の体裁を整えていただければ結構ですよとのことでした。確かに当時は積極的にサービスが利用されている状況ではありませんでしたので、窮余の策だったのかな?と考えます。

そんな使い方をみていたら思いついてしまいました。これってSEOに使える?

SEOについての説明は割愛しますが、プレスリリースはいろいろなメディアやニュースサイトに掲載されます。被リンクを集めるには格好の手段です。リリースらしくカチッとしつつも、それとなく煽り文句を潜ませてテキストを作成。押し出したいLPのページへのリンクをあわせて用意します。できれば、一緒に記載してほしい(コピペできるクオリティならば記者さんも採用しやすい)まとめのテキストを短いものと長いものを作成して記載します。

思いついたら即実行。結果は意外とすぐにでました。週3本くらいのペースで配信していると思いのほかSEO効果がでてきました。それほどSEOが注目されている時期ではありませんでしたので、被リンクの効果は覿面だったようです。また、リリース自体がまだ一次ニュースとしての価値が認められていた時期だったので、ポータルサイトの隅っこに滑り込むことにも成功。ユーザ導線を増やすことができました。

不良在庫になりかけの商品を捌いて仕入れ先から驚かれた

そんな折、取引先から1カ月後までには売り切らなければいけない商品をなんとかならないかと相談を受けました。ニッチな商材でしたが特徴のある商品でしたので、早速リリースを作成して配信。リリース後の1週間でおおむね商品を捌ききったことがあります。もう無理だろうと半ばあきらめていたタイミングだったので、仕入れ先からは手品でもしているように見えたようです。もともと対面販売で売っている商品でしたので、いっきに売り切ることはなかなかありません。ところがネットですと、あっと言う間に売れるということがあります。いやぁ、さすがですねとお褒めいただき、嬉しい限りでした。

いまどきはリリースにSEOの効果があるのか?

あれからだいぶ時間も経ち、SEO狙いのリリースもだいぶ認知されてきました。おかげでスパム化が進んできており、かなり悪質なものもあります。こうなってしまいますとリリースサービスのサイト自体の価値が毀損してしまい、そこから被リンクを貰っても価値はありません。また、近頃のアルゴリズムは被リンク要素だけではなく、内部施策やレスポンスなども考慮する必要が出てきています。

プレスリリース/ニュースリリースでSEO対策が無価値になったとはいいませんが、ソーシャルメディアなど多様性が出てきているのがいまのネットです。唯一にして情報密度の濃いページを作っていくことの方が重要となってきました。適切な情報の提供で新しく記事を起こしてもらえることを目指すように取り組んでいくのがいまどきらしい利用方法といえるでしょう。