SDA王滝ファンツーリング(2018)に参加してみた
Posted on Mon 21 May 2018 ( 2020-09-17 update ) in bike
1年ぶりに王滝に行く
屈辱のセルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝42kmのDNFから1年。いや屈辱ってことはなくて、あちゃーどうしようって感じなのだけど、ちゃんとSDA王滝の完走を目標にリベンジをしようとコツコツ頑張ることにしました。
まず仲間を増やす。一緒に行く人を増やしてくじけにくいようにする。
ということで、サークルの先輩に声がけをしました。マウンテンバイク買って王滝村を走りましょう!はじめはそれほど乗り気じゃなかったみたいだけど、快諾していただけました。ありがたいありがたい。
コースは42kmでいいんじゃないすかーと提案するも、マウンテンバイク初心者だから20kmにエントリー。さらにファンツーリングで乗り方を勉強できるみたいだから参加したいとのこと。
一度42kmで失敗しているので、20km完走というステップを挟むのもありかなと考えていたので、20kmコース&ファンツーリングはウェルカム。完走したら、晴れて42kmにエントリーでリベンジ完遂を目標にします。
王滝への道
2018年5月18日金曜日。お仕事を終えたら、先輩にクルマを出してもらい、マウンテンバイク2台を積み込んで出発。東名高速道路・横浜青葉インターから圏央道経由で中央自動車道の伊那インターまで高速道路を使い、そこから王滝村まで下道。
さすがに東名高速の区間は特筆すべきこともなくて、圏央道は1年ぶり。去年とちょっと違うのは腹ごしらえがてら厚木パーキングエリアで食事。
厚木パーキングエリアにはB級グルメを集めたんだそうです。ごはんものが食べたいのにあまり選択肢がないなあと駒ヶ根ソースかつ丼を選びました。非常に率直な感想としては次はない。美味しくない。
B級グルメしかないかと思ったら、ちょっと離れて一般的なメニューがあったし。券売機が離れて置かれているからさっぱり気づかなかったよ!普通のラーメンとかお蕎麦とかのがよかったよ!
と出鼻をちょっとだけ挫かれながら王滝村へ向かいます。
蓼科に前泊
仕事上がりで20時に出発したので、そのまま王滝村直行ではなく、エクシブ蓼科に前泊しました。到着23時30分。
エクシブ蓼科は一応会員制のホテル。先輩が会員権を持っていて、温泉入りたい!って要望を満たすために宿泊。でも、この日の温泉はすでに終了済み。
チェックインして部屋に移動。さすがに広いですね。ベッドルームのほかに和室部分がついている。行きがけにコンビニでお酒を調達しておいたので軽くいっぱい飲んで就寝。
19日はファンツーリングに参加予定なので、しっかり食事をとのことからこんなメニュー。ちょっと小洒落すぎているので、お年寄り向けっぽいメニューな気がします。
だらだらっと支度はじめつつ敷地内をうろうろ。
雨上がりなので艶やかながらも爽やかな感じがいいですね。朝から温泉入ってすっきりリフレッシュしてから支度をします。
8時過ぎにはエクシブ蓼科を出発して、王滝村を目指します。中央道の諏訪インターから伊那インターまでなのでいくらもありませんね。
王滝村松原スポーツ公園
エクシブ蓼科から2時間と少しくらいで王滝村に到着。特に渋滞もなくスムーズな移動。
おぉ、私は帰ってきた!
王滝村の役場を過ぎて少しにある、松原スポーツ公園に到着。見覚えのあるあのドームが王滝村って感じを盛り上げてくれます。
今年もテントがいっぱいです。GT、スコット、フルクラムにパナソニックもいる!こりゃあちこち見て回らなきゃ!と俄然気分が高揚していきます。
その前に、SDA王滝参加の受付を。ファンツーリングの支度をしないといけません。事前に送られてきた封筒を提示してハイおしまいの簡単受付。今回はTシャツもらえませんでした。後から送るとのことなんですけど、いつ来るんだろう。
クルマに戻ってからマウンテンバイクを引っ張り出します。
ぼくはクロモリ27.5+で、先輩がアルミ29er。晴天の中、自転車を並べるこの瞬間こそテンションあがりますね。やる気がでまくりです。
マウンテンバイク・ファンツーリング
5月19日土曜日。一般的にはSDA王滝の前日であって、受付日でしかないんですが、ファンツーリング参加者にはすでにお楽しみがスタートです。
11時。いよいよファンツーリングがスタート。ツーリングアテンド予定選手はPowerBarアスリートとなっていましたが、PAX PROJECTの宮津さん、GT Bicyclesの山中さん、カンパの伊澤さん、インパルスの岡本さん。お名前は記憶に頼っているけどあっているはず……。
コースは、まず松原スポーツ公園から一般道を王滝村の奥、滝越地区まで走ります。約10kmだったかな?ゆるーく登り。宮津さんと岡本さんが先導でシャーっと走り出します。
はやい……。
何、このスピードでファンツーリングなの?
ま、まじですか?
そうそうにペースを落として走らせていただきました。無理です。そんなスピードでは走れません。先輩、どうぞお先に行ってください。全然ファンツーリングじゃない!
セミファットの重さを思い知りました。
いまさらながらセミファットの重さを思い知りまくりました。
薄々気づいていたんですよ。クルマからマウンテンバイクを降ろすとき先輩のアルミ29erの方が軽いって。ぜんぜん重さが違っていました。
ようやくにして滝越地区に到着すると山登りを開始。コースは去年42kmで走った道。はじめは舗装路ですがやがて不整地になりっていう道。
もう心拍はあがりっぱなしです。
かろうじてペダルを回せるところは回していますが筋力も心肺能力もいっぱいいっぱい。心拍140付近以上まであげるのは年齢的にも控えめにと考えていたのにずっと上限いっぱいで走っていました。
気がつけば最後尾グループ。
山中さんと伊澤さんがついてくれています。自転車乗るのが上手い人を身近に見られて超ラッキー!ペダリングとかポジションとか超参考になる!まったく真似できる余裕はないんだけど。
大汗を流しながらひたすら登りました。王滝完走目指すんだって。
そして、ひたすら登った先。去年も来たな。ここからは下りなのでスナップとっておきました。ほっとした。でも、最後尾グループからちょっとだけ前に出たので、絶賛ひとりぼっち。
あれ?ファンツーリングでいろんな人とワイワイ走っているのを想像したのに、一人で山の中を自転車押してるよ!って気づいたのでした。
ひとしきり下りますと沢が見えてくるんです。ここをすぎるともう一度登り区間がスタート。といってもそれほど長くはなくちょっとだけ急なだけ。ちょっとスリッピーな感じでもあるので、この先は無理せず押して登るようにします。
橋がかかっている地点がありまして、ここでスナップ撮影。
もうひとやま越えたら、今度こそくだり。長い舗装路でくだります。ちょうど去年タイムオーバーしたチェックポイントからの帰り道ですね。あぁ、なにもかも懐かしい。
濁川地区は雨による被害で治水工事が続いています。王滝村の災害が少しでも減ることを願うばかりです。
これが見えるということは、もうすぐ一般道に到達です。滝越地区に行くときに通ったあの道路まで辿り着いたらファンツーリングは終了。
でも、僕は結局ぼっちで走っていたので一般道につながる最後のゲートが閉まってました。ゲート横の隙間からなんとか自転車を引き出して一般道に合流。そのまま松原スポーツ公園まで走りきりました。
こんな感じでファンツーリング面白かったです。最後ぼっちだったけどね。
クロスマウンテンバイク開会式
ファンツーリングを終えて、松原スポーツ公園に到着。無事に先輩とも合流。開会式の前に出展しているブースを見ていくことにします。
今回の出展で試乗してみたくてしかたなかったPanasonicの電動マウンテンバイクXM1。ブースに近寄ってみたら見慣れない車体もある。XM2だって。フロントが2段変速になって、マウンテンバイクとしてさらに進化。XU1ってのもある。こっちはクロスバイク寄りのものみたい。
試乗させてもらったけれど、軽いギアでクルクルっとペダルを回すとグイグイっと進み出す。これは面白そう。
しばらくは日進月歩の勢いで進化していくだろうから数年先には楽しく乗れるのかな。たのしみ。
ブースをチラ見しながら、さかんにアナウンスされているので、コース図を確認。少し前に予定していたコースが通れなくなってしまったようで、直前ながらもコース変更が発生。
20kmコースは濁川付近スタートが滝越地区スタートになって、滝越のところからひと山登って川沿いをくだってゴール。
あれ、なんかすごく利便性のいいコースになっている気がする。
そうこうしている間に始まる開会式。
セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝 クロスマウンテンバイクに来た!
村長さんや協賛各社さんからの挨拶だったりコースの説明とか。まあ、一度聞けば十分なので去年と違うところを確認しつつ雰囲気を楽しみます。なんかみんなすごそうだなあ。明日は完走できるんかなあ。なんて思いつつ、ほどほどで開会式を離脱。
王滝村滝越地区 三浦屋
松原スポーツ公園からクルマで再び滝越地区に向かいます。
途中の自然湖でスナップ。明るい時間の方が映えていいのかな。ちょっと夕暮れ時だと暗いかな。
寄り道はほどほどにして三浦屋さんに到着。
三浦屋さんに着いたら明日に備えて自転車準備。いやクルマからおろして各種バッッグを取り付けているだけだけどね。
三浦屋のおかみさんにご挨拶してからお部屋に案内いただき、お風呂。ファンツーリングで少なからず埃まみれ、汗まみれなので助かります。バスタオルとか用意いただいているけど、旅館というより実家とかおばあちゃん家のような感じで利用させていただきました。
晩ごはん。おばあちゃん家度がうかがい知れますね。食べたら明日の支度して就寝。んー、ちょっとお隣がゴソゴソうるさかったかも。早めの就寝をお願いしたいものです。