模型製作と自転車

ウルトラマンを題材にSNSカバー画像を描いてみた

ウルトラマン変身バンク

せっかくなので新規にイラストを描き下ろしてみることにします。 描いていて楽しく、見てくれた人にインパクトを与えられるもの…と考えた結果、ウルトラマンの変身バンクが最適ではないかと思い至りました。ウルトラマンの変身バンクはものすごいパースのついた人形を撮影して実現しているので立体感は問題なし。でも、静止画にした場合に粗が目立っちゃう気がしてならない。とりあえず進めてみよう。

あたりをつける

初代のウルトラマンは続くシリーズのそれと比べて、パースのつき方や人形っぽさ、さらにはライティングが特徴的。手元の映像を参考にしつつ、おおまかな形を出してみます。ぼやーっとしてますがおおまかに仕上げていければOK。全体像の把握が大事。

色をおいてバランスをみる

色を付けるとこんな感じになる。うーん、人形感があるとちょっと微妙な気がしてきました。

テレビで観ていた映像そのままだと、動きがあってこそ成立するものなので、一枚絵にするには難しいですね。動きがあってなんぼという感じ。ウルトラマンのスーツは大きく分けてA・B・Cの3タイプが存在しますが、今回は方針を変更して「Bタイプ」のスーツを再現してみることにします。

モノトーン画をしあげる

まず、パースのついた人形ではなく、Bタイプの顔を持ったスーツ寄りにまとめることにしました。また、オリジナルは12時方向と5時方向に光源がありますが、5時方向をなくして陰影を単純化してみることにしました。

色をのせてみた

色を載せてみたがのっぺり

彩色をしてみます。全体の陰影が足りていないようでのっぺりとしています。色味は合っていると思いますが、これでは力強さがだいぶ足りない。立体感がまるでない。ダメですね。

(制作過程の続きです。)モノトーンでうまいこと表現するのが難しいなあと思いつつも、辛抱強く仕上げていくことにします。かっこいいウルトラマンを描くぞ!

つづきです。メリハリをつけていくことにしましょう。

コントラストをあげていく

ふたたびモノトーンの世界で光と影との格闘。全体的に明るく描きすぎているので、少し極端なくらいに影をつけていきます。光源は12時方向のみです。メリハリつけていくことで立体感をアップさせます。

仕上げ

細部の修正

だいぶ良い感じになりました。ウルトラマンの肌のシルバーと朱色のラインは明度としてはそんなに差がありません。ただ、最終的に赤背景にする予定なので、そのままの色味で作ると浮いてしまいます。そのため、あえて暗めに調整しています。

モノトーン画の完成

全体のバランスを確認していきます。うん、これなら大丈夫でしょう。カラータイマー描いていなかったので追加して完成です。少し回転させて、オリジナルのように首をかしげた角度に調整しておきます。

ウルトラマンBタイプの完成

平成ウルトラマンなどCGが使われるようになってからは、人形での変身バンクはなくなってしまいましたが、独特の躍動感を出そうといまでも工夫が続けられていますよね。

ちなみに、初代ウルトラマンはハヤタがベータカプセルを点灯して、巨大化する時の様子を変身バンクとしています。ウルトラセブンも変身する様子ですよね。ところが、巨大化する様が画面から飛び出してくるように見えたためか、帰ってきたウルトラマン以降は飛び出してくるような描写に変わっています。定番化したこの変身の様子も見比べてみると意外な発見があるものですね。