山田覚書

1/144 旧型ザク 旧キット

Posted on Sun 21 February 2016 ( 2016-02-21 update ) in plasticmodel

旧キット旧型ザクの組み立て・塗装

昔懐かしいガンダムのプラモデル。いわゆる旧キットが2015年5月に再販になりました。あみあみと地元の模型店で計2つの1/144旧型ザクを購入。やったぜ!

そうしてストックしたガンダムのプラモデル、ジオン軍旧キット1/144シリーズをひと通り作ってみます。

今回の製作にあたって、自分ルールを決めてみました。

  • 発売当時に作れてたら満足がゴール
  • 塗装する
  • スタイルやプロポーションを変更しない
  • 後ハメ式に加工してみる

改造なしで塗装するというのは普通だけど、後ハメについてはあんまり仕組みを考えずにぶっつけ本番式でやるのでどうなるのかなあという感じ。

旧型ザクは買って組み立てたことあったかな?たぶんなかったはず。

ガンダムのプラモデル、1/144の旧キットをまとめて作成ですが、さすがに全部いっぺんにとはいかないので幾つかのグループに分けてます。当たり前のように旧型ザクはジオン軍のモビルスーツのみなさんとセットで作ります。

ジオン軍 量産型ザク、グフ、旧ザクの組み立て

仮組して確認したら各パーツを接着してしまいます。

接着面にタミヤセメントを塗ってスチロール樹脂を柔らかくしてから接着。基本通りの作業ですが、あとあとの合わせ目消しに関わるので丁寧に作業。

旧型ザク 組み立て

接着面が乾燥したら、デザインナイフで合わせ目からはみ出た接着剤を削り平面を出します。コリコリと地味に作業。適宜ペーパー掛けを行い整面していきます。

合わせ目の加工が終わったら、後ハメ加工を進めます。

手順としては関節の軸受けの一端を切り欠きしてはめ込み個所を設けていきます。作業は基本鉄ヤスリで実施。段取りの手間を考えるとモーターツールは使わなくてもいいでしょう。

処理が終わったら塗装するだけ。

2色だから塗装も簡単。

旧型ザク 旧キット1/144 できあがり!

旧型ザク 左前面

量産型ザクに比べて劇的な進化です。足首の可動だけではなく、肩アーマーも別パーツになりました。これで塗装も楽チンです!しかも平手がついてきた。

残念ポイントがあるとすれば頭部が左右分割なこと。ヤスリ掛けがちょっとめんどくさい。でも些細なもんですね。これをベースに量産型ザクを作ろうというきになるのも納得です。

旧型ザク 左背面

ちょっと腕の太さが気になりますね。やっぱり胴体に対してボリュームがありすぎるきらいがあります。設定画のようにしたから覗き込むようなアングルだとベストなプロポーションなんですけどね。

そして、肩アーマーの別パーツ化が非常に効果的ですね。キットの精密度のキモになっているように感じます。

旧型ザク 右背面

首や腕の取り付け軸も改良されていますね。これで300円なのだから旧ザクの出来は、ベストメカコレクションのラインナップの中でも出色の出来といって良いでしょう。

以上、1/144 旧キット 旧型ザクでした。 作って楽しい、動かして楽しいのがこの旧ザクですね。まだポリキャップの時代には至っていないので遊びすぎると関節プラプラになってしまいますが、非常によくできたプラモデルなのは確か。ザク系の改造素体としても非常に優秀なのでおすすめですね。