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1/144 量産型ズゴック 旧キット

Posted on Wed 09 March 2016 ( 2018-09-12 update ) in plasticmodel

旧キット量産型ズゴックの組み立て・塗装

昔懐かしいガンダムのプラモデル。いわゆる旧キットが2015年5月に再販になりました。あみあみと地元の模型店で計2つの1/144量産型ズゴックを購入。やったぜ!

そうしてストックしたガンダムのプラモデル、ジオン軍旧キット1/144シリーズをひと通り作ってみます。

今回の製作にあたって、自分ルールを決めてみました。

  • 発売当時に作れてたら満足がゴール
  • 塗装する
  • スタイルやプロポーションを変更しない
  • 後ハメ式に加工してみる

改造なしで塗装するというのは普通だけど、後ハメについてはあんまり仕組みを考えずにぶっつけ本番式でやるのでどうなるのかなあという感じ。

はたしてこのズゴックは何回目なんでしょう。作ってみたのは1度や2度ではないと思うんだけど、うまいこと出来上がった記憶は……あんまりない……?

ジオン軍 水泳部ランナー

ガンダムのプラモデル、1/144の旧キットをまとめて作成ですが、さすがに全部いっぺんにとはいかないので幾つかのグループに分けてます。当たり前のように量産型ズゴックはジオン軍の水泳部のみなさんとセットで作ります。

ズゴックは水泳部屈指のイケメンだとは思うんです。スラリとした手足と鋭く大きなツメ。あの量産型ガンダムであるところのジムでさえもズブリとひと突きでやってしまいますからね。強いは正義だと思います。ジャブローだって大西洋でだって大活躍したからこそ人気なんじゃなかろうかと。

ジオン軍 水泳部仮組

量産型ズゴックのキットは非常にシンプル。いやオーソドックスな作りとなっていて、本当に無駄がないという印象。

当時のキットらしくモナカキットなんだけど、順番に組み合わせていくのみであまり変わった仕組みのパーツはない。

ただ、太もも部分のO脚仕様はちょっと残念。素直にまっすぐな形状だとすごく良かったと思うんですよね。でも組みあがってしまえばそんなに気にならなくもなるんだけどね。

そのほかに、キットの改善点としては、頭がもう少し丸みがあるといいことと、胸からお腹はどのまま少し下向きになっていると良かったんじゃないかとか。

でも、綺麗に組み上がればあんまり気にならない程度。

ジオン軍 塗装と仮組

ほかのキットと合わせて塗装を開始。量産型ズゴックは上腕と大腿から塗っていきました。接着してはさみ込んでしまうと塗りにくいので先行させました。

各パーツ塗装しては接着というパターンで、量産型ズゴックは組み立てと塗装を並行して行うようにします。構造がシンプルなんだけどちょっと面倒なところ。

後ハメ加工が役立つね!というところなんですが、並行して作業していたゴッグやアッガイで後ハメ加工を諦めたこともあり、説明書通りに組み立ててます。折角なので、別の機会にズゴックの後ハメ仕様を検討してやりましょう。

マスキングをうまくやれば、すべて組み立てた後でも十分に塗装は可能かなとも思います。

ジオン軍 水泳部とジオング 塗装

上腕と大腿のブルーに続けて、前腕と脚部の深いグリーンを塗装。さらに胴体のウォーターインテークや排気ダクト部分も青く塗装。塗ってみると結構色数多いですね。水泳部の割に。

アッガイやゴッグがブラウン主体なのはジャブローあたりを主戦場にしていたからなのかな。大西洋など外洋での活動が多かった量産型ズゴックはブルー系。なんとなく理にかなっている気もするけど、ゾックさんが……。

シャア大佐はピンクがお好きですし。

量産型ズゴック 旧キット1/144 できあがり!

ズゴック 左前面

量産型ズゴック。ちょっと青色が鮮やかすぎたかな。青色部分と緑色部分の彩度がミスマッチになってしまった気がしております。かっこいいからOKですが。

選択式のツメは右は開いて、左は閉じました。

付け替えも考えましたが、そこまでの工作は今回のテーマ外なのでやめておきまして、旧キットらしい素朴なスタイルを重視しつつ組み立てています。

キットの改善ポイントを検討します。

正面から見たときにダクト部分が真正面を向いてます。設定がを見ていると少しした方向に向いているので、胸からお腹は5度から10度くらい下に回転した形状が正しいのかな?

ズゴック 左背面

後ろから眺めてみても、旧キットのズゴックはまとまりが良いですね。こまかな修正してみたい点はもちろんありますが、ズゴックとしての佇まいはちゃんとある。思い出補正というやつなんでしょうか。

ちなみに後ろ姿からわかる改善ポイントは、胴体でしょうか。横幅が少し広いようなので詰めてあげたいのと、お腹部分の長さを延長、さらにパンツ部分も延長でしょうか。胴体を全体的に縦方向に伸ばしてあげると好い加減になりそう。

ズゴック 右背面

組み立ての手間を考えて胴体部分だけは合わせ目消しなしでやっております。ちょっと段差が見え隠れ。

シンプルな構造なのだけど、曲面の合わせ目が多くて、上腕や大腿、足の甲、膝頭あたりがヤスリがけ手間です。鉄ヤスリで大まかにやってから整えましたが、アプローチ方法考え直さないと雑になってしまうかも。

以上、1/144 旧キット 量産型ズゴックでした。

多くの商品がお値段300円で買えるベストメカコレクションの中でもでまとまりのよいキットだと思います。量産型でもシャア専用でも成型色の違いしかありませんが、見つけたら確保しておきたいキットのひとつです。