多摩川サイクリングロードでたまリバー50キロに挑戦 東京都サイクリング
Posted on Tue 05 June 2018 ( 2020-09-17 update ) in bike
たまリバー50に挑戦
多摩川サイクリングロードを全線走ってみようと計画してみるも、サイクリングロードの全容をぜんぜん理解していないんですよね。何度か多摩川を走った時に見かけた「たまリバー50キロ」というのを試してみようじゃないか!というのを今回のサイクリングのお題としました。
多摩川の河口から片道50キロの土手沿い道路を走ってみようと思います。コース自体はこれまでに通ってきた道でもあるので目新しいものではないけれど、多摩川を50キロ走りきるってのが楽しくできたならと思います。
鶴見川から大鳥居に向かう
いつも通りの鶴見川スタート。鶴見川の右岸をのんびりと川崎方面に向かいます。途中の通過する橋は、新羽橋、大綱橋、樽綱橋、鷹野大橋、末吉橋。アップもかねてゆっくりと身体を大きく使ってほぐすように走ります。
鷹野大橋のぐるっと回って土手上に出るところはもう少し走りやすくしてもらえると嬉しいんですけどね。危険な運転をする車両が入り込んでもいけないし難しいのかなあ。毎度通過するたびに考えちゃいます。そこから先の舗装路は非常にのんびり走れていいですよね。距離はそれほどありませんので、あっという間に末吉橋。
末吉橋まで到着したら橋を渡り、一般道(尻手黒川線)に入ります。
尻手黒川道路は渋滞のイメージが強いんですが、時間帯によってはすんなり通過できるんですよね。するするっと尻手駅、国道1号をすぎて川崎駅の前を通過して409号方面に抜けていきます。再開発が終わり、ラゾーナができて西口も整備されましたね。
409号は浮島までいける道ですが、ちょっとだけ走って第一京浜を東京都大田区側に渡って、多摩川サイクリングロードに入ります。
ここまで1時間もかかりません。クルマで30分ほどですが、自転車でも似たような時間で到着することができますね。
このあたりの土手上の道は広めに整備されているので、散歩する人やサイクリングする人がいても混雑した感じはあまりありませんね。天気にも恵まれてまさにサイクリング日和。俄然テンションが上がるというものです。スタート地点である大鳥居を目指します。
産業道路の少し先、釣り船の看板が目立ち始めたあたりでいよいよスタート地点である大鳥居に到着します。
大鳥居って、移転すると祟りがあるなんてちょいと昔は言ってたと思うんですが、羽田空港の整備にともなってあっさり移動しましたね。昔みたいに駐車場にポツンと立っているよりは、東京湾に臨む場所で鎮座しているほうがありがたい感じがするので今の方が断然良いように思います。
ちょっと引いてみると殺風景な感じは否めないのですが、お社なりをもう一声お願いしたいかも。
ということで、自宅から1時間ほど走って大鳥居に到着し、ひたすら多摩川をのぼっていくサイクリングをスタート。
多摩川左岸を遡上
多摩川の右岸を走るのか左岸を走るのか。結構悩ましいですよね。選択を誤ると砂利道や一般道を走ることになります。サイクリングロードなのに一本道ってわけじゃないんですよね。それなりに道路状況を追いかけてあげる必要があります。
にもかかわらず、今回はずっと左岸で行くことにしちゃいました。
河口からガス橋あたりまでは左岸の方が舗装がよいでしょうか。多分走りやすいです。でも、丸子橋から二子橋付近は右岸の方がいいですね。土手上の道がなくなりまして一般道を走ることになります。
多摩川の脇には多摩沿線道路や多摩堤通りが整備されていまして、あれ?サイクリングロードがなくなっちゃった!っていうときは、だいたいこの道路を走っているんじゃないでしょうか。ずっと左岸ルートを選択したので、丸子橋付近からは多摩堤通りを走ってみました。
とはいえ、二子橋付近はその多摩堤通りもちょっと多摩川から離れてしまうのでちょろちょろっと道を変えながら多摩川サイクリングロードに復帰しました。
多摩水道橋までくれば、いつもの左岸ルートになってきます。狛江市に入ります。西河原公園の先の休憩ポイントまで到達。走行時間2時間30分ほど。大鳥居からは1時間30分というところですね。
川を遡れば、だんだんと川幅が狭くなってくるものですが、このあたりは多摩川と言っても調整池のようなイメージを強く感じますね。なみなみと水をたたえた景色がちょっと違うというか。
途中にいくつか鉄道橋があるんですが、ちっとも詳しくないので車両見てもサッパリだったりします。身近な東急や京急ならともかく、京王とか小田急って区別つかないんですよね。一応、調布付近なので京王線ですね。
おおむねこのあたりが多摩川河口から25kmくらい。ちょど50kmのうちの半分です。信号がないからすっと到着しますね。
調布をすぎると鶴川街道、府中街道を跨いで、さらにサイクリングロードは続きます。
府中市に入ると、さかんに書かれているのが「府中多摩川かぜのみち」という標識。そして路面にはガタンガタンという段差がモリモリ出てきます。言うまでもありませんが走りにくい。スピードを出して走る自転車と歩行者の接触事故を受けての処置だと思いますが、もう少し安全に配慮した方法で対応できるといいですね。
鎌倉街道に到着。関戸橋です。コンビニエンスストアが橋のそばにありますので適宜補給します。土手を走っていると買い出しポイントがなかなかありませんからね。どこにどんなお店があるのかは頭の中に入れておきたいものです。
そして、ここまでの走行時間は3時間、走行距離50km。近い近い!
さらに20号バイパスなど道路を跨ぎながら多摩川を走ります。川幅も狭くなってきて変化にとんできました。立川、昭島と通過しまっすぐで見通しの良いサイクリングロードから土手の上の道って感じが強くなってきます。
拝島あたりでそろそろ目的地の50kmが近づいてきました。
河口から50km
多摩川土手の公園が多くなってきたなと思うあたりで登場するのが睦橋。ここから檜原村を抜けて都民の森に行く方も多いとか。そのまま通過して50kmポイントを探します。
サイクルコンピュータが示す50km地点は多摩川中央公園。なんか看板でもあるのかと思ったんですが、何もない。
何も……ない……。
もうちょっと先まで行くと50kmポイントおめでとー!みたいのがあるのかもしれないけれど、満足しちゃった。このまま奥多摩まで走るというプランもあるけれど、それは別の機会ということで。目標達成!
多摩川を走るなら
長い距離を自分のペースで走るなら、多摩川サイクリングロードはとってもオススメですね。途中信号がありませんからストップ&ゴーが少ないので体力消費も少なめ。道幅もほどほどに広いので歩行者がいても適切にスピード管理すれば問題なく行き来することができます。
ずっと川の景色だからつまらないと思うでしょ?以外と川って表情があるというか場所によって雰囲気が変わります。河口付近と上流では流れの速さはもちろん水の色や流れる音から何もかもが違う。そんないろいろな姿をもった川を楽しみながら走るのはとっても楽しいものです。
多摩川をまたぐ橋は少なくありません。橋もいろいろな特徴があるんですよね。だから橋めぐりしてみるのも楽しいと思いますよ。橋が生活にどのように関わっているのかなんて地学的にも楽しいです。
次は奥多摩湖までのぼって行くルートですかね。都民の森経由か多摩川ルートかどういうルートがいいかなあ。