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SEO対策が安かろう悪かろうになるのはなぜか

Posted on Mon 26 August 2013 ( 2018-08-03 update ) in computing

インターネット上にウェブサイトを持っているのならば、一度は営業の電話が掛かってくるのではないかと思われるSEO。SEOについてよくわからない方にとっては、ちんぷんかんぷんな用語を並べられて時間の無駄でしかないですよね。もう少しわかりやすく営業したら良いのにと思っていたりします。さて、そのSEOですが、業者さんがいうほど効果があるのかについてまとめてみます。

SEOについての基礎知識

SEOとは「えす・いー・おー」と読み、「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」という意味になります。Googleなどの検索エンジンで、キーワード検索結果の上位に、ターゲットとなるウェブページが表示されるようにすることをSEOと呼んでいます。

ご存知のようにGoogleやYahoo!の検索結果には上部・右側・下部にキーワードに関連した広告が表示されます。たくさん集客をしたければこれらの有料広告を利用するのが早道です。しかし、人気のあるキーワードですと、広告入札価格が高騰して1クリック1万円なんて事態も発生してきます。ならばお金を払わずに検索結果の上位を狙おういうのは自然な流れでしょう。

検索結果は上位に表示されるほどクリックされる確率が高くなり、1位と10位では天と地ほどの差があります。11位以降については、次のページとなりますのでさらに閲覧される可能性が低くなります。そこで検索結果上位に表示するノウハウの出番となります。

SEOはどんなことをするのか

大きく分けて、外部施策と内部施策と呼ばれる方法があります。外部施策はほかのウェブサイトからターゲットとなるページへのリンクをたくさん用意する手法。内部施策はターゲットとなるページ自体の改良と思ってください。

営業電話の多くは、外部施策の販売代理店です。「あなたのホームページを検索結果の上位に表示します」、「20位以内に入ったら掲載順位に応じて月額の料金が発生します。入らなければ無料です」なんて営業トークですね。ウェブページの順位付けの要素として、外部リンクの多さがあるために、こうしたサービスが販売されています。

外部リンクが多いと、なぜ検索結果の順位があがるのでしょうか。ウェブページはおおむねリンクが張られていますが、そのリンクが人気投票のような仕組みで評価されています。1リンクが1票だとして、たくさんのページからたくさんの票を集めているページは、きっと人気のあるページに違いないと検索エンジンは評価します。また、無名の1個人のウェブページよりも著名な会社や人が提供しているページ(すでにいろいろなリンクが張られていて評価されているページ)の方が影響力を持っているでしょう。ひょっとしたら1リンクが100票や1,000票の価値を持っているかもしれません。こうして集計された結果が検索結果なのです。外部リンク施策はこのリンクを買うことをさす場合がほとんどです。票をカネで買うというやつですね。

しかし、近年のGoogleではこうした有料リンクは検索結果を不当に操るものだとして排除する傾向にあります。うかつに導入してしまうと却って逆効果ということもあるので注意しましょう。

次に内部リンクです。これはウェブページの内容を論理的にまとめ、記述言語であるHTMLを検索エンジンに理解しやすいように整理する作業です。高知県名産の文旦を販売するネットショップを、あながが運営していたとしましょう。お客さんは「文旦 通販」なんて言葉で検索をすることが想像できます。ならば、ネットショップが「文旦 通販」で上位に表示されるように、記載する内容を整理していくことで上位表示をします。文旦の通販に必要な商品の説明や特徴、配送方法や決済方法、さらには文旦についてのマメ知識など情報の密度の濃いページほど評価されやすいページとなります。どれだけ目標とする検索キーワードにあったページを作れるかアドバイスをしていくのが内部施策となります。

ダメなSEO業者さんは安い

大量の外部リンク購入はウェブページの順位を下げてしまう可能性があるために、外部施策はかなり複雑化してきています。検索エンジンにそれと知られないように巧妙にやり遂げる必要があります。だからこそ、それなりに手のかかる手法となってきており、手間がかかる分価格もそれなりを維持しています。他方で、たまたま大量にウェブページを持ている企業がそこからリンクを張るからといって無根拠に販売している場合もあります。手間もかかっておらず、売れたらラッキーというスタンスですので安価に設定されていることが多くあります。

内部施策についても同様です。検索エンジンのアルゴリズムは、よりよい検索結果を表示するために日々進化しています。従って、毎日の検索順位変動に眼を凝らして、対策をうっていくことが必要となります。つまり普遍的な良いウェブページを作り上げていくためにコツコツ努力が必要となってきています。一度対策をしたのだから放置しておいて大丈夫なんてことはありません。情報の正確さを確認したり最新動向にあわせてアップデートしたりすることが必要となってきます。

「1キーワードが月額5万円です」なんて業者さんがいたら、ちょっと疑ってください。仮に20日働いてくれる人ならば1日2,500円の仕事です。1日2時間くらいの稼働でしょうか。一体何に時間を使うのでしょうか?

2013/08/25現在、先日書いた「CanCam新世代モデルオーディション」についての記事が、キーワード「cancam 新世代モデル」で検索結果上位にいます。いずれは古い記事として下位に沈んでいくと思いますが、マイナーなキーワードならば以外と簡単に上位表示されます。そうなると、よくわからないままに見積もりを貰ってSEOを注文しても、その価値がまったくわからないことになってきます。

SEOって難しいですね。1キーワード5万円でも毎月10件の売上が上がれば御の字という業者さんは残念ながら存在します。難易度の高い(ライバルとなるページが多い)キーワードよりも簡単なキーワードで成約できれば手間要らずです。これほど簡単に儲けられることはありません。

あまり夢のないことを書いていても仕方がありませんので、このあたりでまとめです。SEOとは検索エンジンの検索結果で上位表示するための手法を指し、低価格・低品質な業者さんも登場しているのでサービスの善し悪しを見極められるように少しずつ知識を得るようにしましょう。慌ててSEOに取り組むよりも有料の広告を効率よく運用する方が影響力は大きいです。

時間をみつけて業者に任せない内部SEOの仕方を少しずつまとめてみます。